コーチングを通じて臨場感世界が現実世界に打ち勝ったケース

←前 セルフコーチングその2

企業

・抑圧的な社風を持った20社は11年後の平均利益率が1%だったのに対して、コーチングを取り入れた12社の平均利益率は11年後には756%だった。その差は、756倍となる。

スポーツ

・コーチングを通じて活躍したスポーツ選手として有名なのがマイケルフェルプス。彼は、「水の怪物」と呼ばれるほど数多くの金メダルを獲得しており、北京オリンピックに出場した際には金メダルを8個獲得している。これは、オリンピック史上初であり、その圧倒的な強さゆえ1ヶ月半の間に40回近くも薬物検査を受けさせられたほど。

学力

・National American Universityが行なった実験では、コーチングを導入したキャンパスとそうでないキャンパスとでどのような差が出るかを観察しました。結果が以下の通りです。

・比較実験として、コーチングを導入したキャンパスは導入しなかったキャンパスと比べて学生の平均成績表が34.7%高かった。 ・GPA(アメリカの5段階成績)で2.3(並以下)から 3.1(優秀)へと向上した。 ・学資ローンの返済率は向上し、不良債権化を2%以下に抑えられた

・学生のドロップアウト率が4.95%低下

まとめ:教育、スポーツやビジネスなど分野を問わず、コーチングを通じて新しいセルフイメージに対する臨場感をしっかりと作り込むことで、今までの自分とはまるで別人のようなパフォーマンスを獲得することが可能となる。

臨場感とはそもそもなんなのか

平均回帰を活用するには、新しいセルフイメージ側の臨場感を高める必要がある。

臨場感とは?

・映画館で驚く、感動する、笑うなど。→実際はただのスクリーンを見ているにも関わらず、実際にそこにいるかのような臨場感がある。

・小説で感動する、涙するなど。→実際はただの本であるにも関わらず、実際に浮かんで来るイメージや過去と照らし合わせて涙することができるだけの臨場感がある。

・イメージの中でワクワクする、興奮する、イライライする、スッキリするなど→実際は頭の中で行われている想像であるのも関わらず、過去を振り返ったり、期待している時に感情が強くなる。

まとめ:ワクワク、恐怖、感動など現実はどうあれ臨場感が高い方が脳からすれば常に本物である。つまり、感情を活用することが臨場感を高めることにつながる。

ビルゲイツの魂のように全く別の世界に対して臨場感を持つようになるとどうなる?

仮に、ビルゲイツの魂が乗り移っていないにもかかわらず、まるでビルゲイツの魂が乗り移ったかのような臨場感のある別の記憶や別の自分がいたとします。

・(現実世界)1LDKの自宅で、仕事から帰ってレトルトのカレーの支度をしている自分

・(臨場感世界)五つ星ホテルで最高級のスィートルームで夜景を楽しみながらワインを飲んでいる自分

このようなことがおきた時、脳の中で何が起きるのでしょうか。この場合、お互いの臨場感が激しくぶつかることになります。全くもって別の臨場感同士がぶつかると、どうなるのでしょうか。

 かけ離れた臨場感がぶつかり、五つ星ホテルでワインを飲む自分がわずかながら勝っているとします。すると、カレーの支度をしている自分の行動に違和感を覚えるようになります。

「なぜ自分は今、こんな安っぽい部屋でレトルトのカレーなんかを作っているんだ?」

「なぜ自分はあの5つ星ホテルでワインを飲んでいないんだ?」

「なぜ自分は毎日好きでもない仕事で毎月これっぽっちしか稼いでいないんだ?」

「なぜ自分は・・・」

 現状に対して次から次へと強烈な不満が噴出します。脳はこの混乱を解決させるために、普段省エネモードでしか活動していない脳をフル回転させます。あなたの脳はどうにかしてさっさと「五つ星ホテルでワインを飲んでいた時の現状」に戻ろうといろんな情報、スキル、人脈、資金調達方法、チャンスを見つけようとします。現実と臨場感世界のギャップを埋めようと脳がフル回転することを『認知的不協和の解消』と呼びます。

 つまり、臨場感世界に戻る方法を見つけるために脳の情報フィルターが変化します。今まで興味がなかったワインに関する情報、高級ホテルに関する情報、海外旅行に関する情報、より高い収入を得る方法、より良い人脈を作る方法などを脳は積極的に見つけようとします。このように、今まで興味がなくて見えなかったものが途端に飛び出して見えるようになる現象のことを『カラーバス効果』と呼びます。

 カラーバス効果の良い例が、「ピンク色の車を見つける」と意識した途端、その日のうちに3台ほど見つけることがあります。以前はピンク色の車があることすら気がつかなかったのが、目的を明確化した途端に見つかるようになるわけです。

 他にも原理として近いのが、やりたく無い仕事を上司から任されそうになり、それをしない方がいい理由、自分にはできない理由、他に適任者がいる理由など、言い訳を並べて回避しようとするのと同じです。 つまり、面倒な仕事をするという不満のある現状よりも、今まで通りの楽な現状を頑張って維持しようと脳がフル回転させているといえます。これを『創造的回避』といいます。

 認知的不協和と創造的回避、どちらも共通点は「臨場感の強い方の現状を維持しようとしている、戻ろうとしている」という点です。

・ビルゲイツの魂が主婦に憑依した場合、金持ちの頃の自分に戻ろうとしています。

・ダイエットをしていた場合、リバウンドで太っていた頃の自分に戻ろうとしています。

・面倒な仕事を任された場合、あれこれと言い訳を並べて現状を維持しようとしています。

・抑圧的な会社であれば、11年後も現状を維持しており成長率を1%に留めています。

まとめ:別の臨場感が強ければ強いほど、現状に対する不満が多ければ多いほど、そこから逃げる方法、抜け出す方法、現状に戻る方法を脳は見つけようと情報フィルターが作動する。『平均回帰の法則』『認知的不協和の解消』『創造的回避』を活用し、脳が臨場感世界に戻るように仕向けよう。あなたの臨場感が、ビルゲイツの臨場感と同じであれば脳はクリエイティブに現実世界から抜け出して臨場感世界に戻ろうとフル回転させます。

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