平均回帰の法則を逆手にとって現状を大きく変える方法【ゴール設定その1と2】

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第一章

どうすれば、現実世界に打ち勝つ臨場感世界を作り上げられるのでしょうか。それには二つの条件があります。それがこちらです。

1 正しいゴールの設定方法を知る。

2 そのゴールの臨場感を高める方法を知る。

はじめに正しいゴール設定の方法から見ていきましょう。

その1 ゴールは、現状を変えるためにもワクワクできるようなwant toであること

 つまり、「渡米する夢を諦めてとりあえず家業を継ぐ」ではhave toのゴールとなっているので失敗が増える可能性が高まります。もし無理をしてhave toと感じている行動を取っていると、脳に対するストレスが蓄積され続けます。結果的には、うつ病、不安神経症などの症状となって表に現れる可能性があります。

 仮に病気にならなかったとします。それでもhave toによる弊害は終わりではありません。have toを行うということは、無責任で他罰的な言動が増える可能性があります。

例えば、have toの命令を与えられたとします。

・「庭の掃除をしろ!」

・「家で留守番をして荷物を受け取りなさい!」

・「この書類を明日までにまとめ直せ!」

 どれもある共通点が浮かび上がってきます。それは、「〜さもなければ」という言葉が付いてくるということです。

・「庭の掃除をしろ、さもなければお前のせいで虫が集まって虫刺されがひどくなる」

・「家で留守番をして荷物を受け取りなさい、さもなければどこにも連れていってあげないよ!」

・「この書類を明日までにまとめ直せ!さもないとお前の評価を下げるからな」

などです。

 この場合、失敗すれば常に悪い結果が待っており、その失敗は自己責任として処理されずに他人や環境のせいにされてしまいます。例えば以下の通りです。

・「庭の掃除が終わらなかったのは、そもそも言うのが急すぎたからだ。俺は悪くない」

・「暇で寝ていたら郵便を取り損ねた。そもそも、留守番なんかを寝不足の俺に頼む方が悪い」

・「書類が間に合わなかった。そもそも俺の同僚が手伝ってくれていたらこうはならなかった」

 一方で、have toの命令が上手くいったとします。それでもまだ恨み節が残ってしまいます。

・「あんな指示を俺にしたせいで、 あちこち引っかき傷だらけだ。」

・「留守番をさせられて、せっかく楽しみにしていた散歩がなくなった。親のせいだ」

・「あの上司が俺に無理を言ったせいで、胃に穴が空きそうだ。恨んでやる!」

 会社などにおけるhave toなどの代表例が「ノルマ」です。

 「ノルマを達成しろ、さもなければみんなの恥さらしにしてやる。」と解釈する人がゼロではない以上、どうしても不満を持つ人は出てきます。ただし、楽しみながらノルマを達成している分には構いません。

 他には、意外に思えるかもしれませんが「給料」なども場合によってはhave toの正当化とも捉えられます。ある研究によれば、ライン工など流れ作業を行うような職場であれば給料は効果的ではあるものの、クリエイティビティを要求されるような職場では給料によるモチベーションの維持は難しい、それどころか悪化する恐れさえあるといった報告もあります。

まとめ:ゴールはワガママなくらいwant toだけにしよう。仕事、人間関係などのhave toは全て排除する。can doやhave toではなく、常にwant toを追求しましょう。

その2 ゴールは現状のはるか外に設定すること

 つまり、『コンビニAのバイトがコンビニBでバイトをする』のはゴールが現状に近すぎるのでほとんど意味がありません。ゴールは可能な限り、非常識なほどぶっ飛んだものにする必要があります。常識の範囲内のゴールを設定をすれば、常識の範囲内の結果と変化しか出せません。

 現状を変えたければ、ゴールは常に現状の外に設定をする必要があります。日々の行動選択と意思決定も、現状の外にあるものを選び続けることが重要となります。言い換えれば、あえて勇気がいる決断を繰り返せば自ずと現状は変わってきます。しかし、勇気を必要としない決定を繰り返すとそれはただ単に現状を維持しているに他なりません。どんなことでも変化に不安はつきものです。不安を感じていると言うことは、変化をしようとしているからこそ感じている訳です。

 常識的な行動と意識を捨てることを「ノットノーマル」と言います。コーチングでは、現状を変える上では「ノットノーマル」であり続けることが重要です。どれだけ自分らしさを出せるか、どれだけノットノーマルでいられるかであなたの現状の変化速度は決まってきます。

 ノットノーマルだと、嫌われることもあります。型破りな人、常識はずれな人、珍しい人、例外的な人。そういった人は妬みや嫉みから一定数の人からアンチコメント、批判や非難をしてきます。大きなゴールであればあるほど、「ドリームキラー」はあちこちから湧いてきます。ドリームキラーは全て無視をするか、縁を切ってください。どうしても縁が切られない場合は、アドバイスを聞いた風を装ってから無視してください。

 ただ、ノットノーマルだからと言って人から嫌われるようなことをあえてしろと言う訳ではありません。ただ、例外としか言えない人を目指すと言うことです。例外的に金持ち、例外的に大成功し続けている、例外的に頭がいい、例外的に珍しい能力を持っている。これが「ノットノーマル」です。

 間違っても「異臭を放つボロ汚い人」「通り魔的に人を殴りながら駆け抜ける人」「笑いながら全裸で人を追いかけ回す人」「歴史的建造物に名前を掘る」など、他人の心身を傷つけたり物を壊すような「アブノーマル」な人にはならないでください。

まとめ:ゴールはとにかく不安になるくらいぶっ飛んだところに設定しよう。下位2.5%のアブノーマルではなく、上位2.5%の例外のような存在「ノットノーマル」を目指そう。ドリームキラーは全員蹴散らそう!

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