IQは何を予測する? 27項目を解説

 会社の面接で有能かどうかを見極める一番の方法がIQによる判断であると解説した。また、アメリカ軍の入隊試験にもIQテストが使われており将来的にどのポジションにつけるべきなの判断としてもIQが最も予測性能が高いことを解説した


 では予測として使うのではなく、実際にIQが高いことでどんなことに成功を収めやすいのか。成績?学力?収入?健康?この疑問に答えるべく大量のデータをまとめた論文を参考に、ぎゅっと三枚の表にまとめたので解説する。


まずは一枚目から。


上からこのような順位となっている。

  1. 小学校の成績

  2. 学力達成度

  3. 仕事のでき(上司から見た場合)

  4. 職業や職務の達成度

  5. 仕事の出来(サンプルとしてやらせた場合)

  6. 仕事に必要な技術の獲得スピード

  7. 修士号や博士号の取得の可能性

  8. グループの生産性

  9. 昇給と昇格

 まず目立つのが、成績や学習スピードなどである。学校での勉強はもちろんのこと、仕事ができる人である可能性も高いことを示唆している。もし中卒だが仕事が良くできる非常に有能な人材であれば、本来は大学で修士号や博士号をとれていてもおかしくないポテンシャルを持っている人だったかもしれないと言い換えられる。

 また、基本的に給料は労働作業の複雑さに応じて高くなってくる傾向にある。特に最高裁判官や脳外科医など非常に高い知的難易度を要求される労働となると高い給料をもらっていることが多い。コンビニのアルバイトと脳外科医が同じ時給ではない理由はそこにある。コンビニのアルバイトは変えが効くが、脳外科医は変えが効かない。


 社会的地位の高い人にIQが高い人たちがいるのは、IQ戦争という競争で一番になれたからだ。資本主義は競争である以上、誰よりも早く複雑な問題を解いてゴールテープを切った人がトップの座を手にすることが出来る。それが社長だ。才能を遺憾なく発揮して社会貢献をし続けた結果、いつの間にか富と権力が集中した訳である。もちろん、IQ以外にも外交性、メンタルの強さ、勤勉性なども恐ろしく高いことは言うまでもない。



続いて、中間となるIQとの相関関係を表すグラフがこちらだ。

  1. 面接の成功の高さ

  2. リーダー任命率

  3. 中高代の成績

  4. 収入

  5. 神経性無食欲症

  6. 大学院での生産性

  7. 創造性

  8. 自己評価

  9. 幸福度

 ここでも興味深い発見がある。まず、面接での成功率の高さだ。面接で高いIQであることを伝えることで面接官に多少は喜ばれるのかもしれない。続いて、神経性無食欲症との相関が20%ほどある。いわゆる摂食障害だ。まぁ、言われてみれば高IQの人をイメージしろと言われて真っ先に丸々と太った人を思い浮かべる人は少ないかもしれない。どちらかというと、痩せっぽっちなイメージの方が近い。


 高いIQゆえに社会への適応が難しく、ストレスによって食欲が減るのか、それとも食欲よりも知識欲が上回るのか。この辺りの理由は定かではない。また余談ではあるが国別にIQを調べると、日本、香港、韓国はIQが他国の平均よりも高い。そして、同様にBMI(肥満度)も低い。つまりアジア人は賢くて、なおかつ痩せている人が多いわけだ。韓国と日本は自殺大国でもあるが、自殺とIQとの相関関係に関しては一貫した結論は出ていない。


 最後に幸福度だ。なんと、ほとんどIQと相関していない。r=0.05はほぼ無関係を意味する。IQが高かろうが低かろうが、幸せな人は幸せだし、そうでない人だって同じくらいいると言うことだ。結局、自分の持っている強みを社会貢献に活かすような生き方ができることの方が人は幸せなのかもしれない。優秀な人と自分とを比べて自己評価を下げるくらいなら、そんなものを気にせず自分らしく生きられる幸せを追求する方法が良い。


次で最後のグラフとなる。

順位を逆にしていることを注意してほしい。

  1. 統合失調症の発症

  2. 対人関係不安

  3. 騙されやすさ

  4. 交通事故に巻き込まれる割合

  5. 再犯率の高さ

  6. 身体的魅力の高さ

  7. 職場での問題行動

  8. 転職率の高さ

  9. 先延ばし癖の多さ

 この辺りは、ほぼIQと無関係であると言うことを意味するグラフになる。唯一参考になりそうなのが、統合失調症の発症率くらいだ。IQが高ければ、発症しないと言うことだ。統合失調症は遺伝するので、基本的に親から受け継ぐ。イタコ、霊媒師、幻覚や幻聴などは遺伝するわけだ。また年齢によって症状が悪化する傾向にある。しかし、それを高いIQで発症を軽度で済ませられるのかもしれない。


 それ以外は、IQが高かろうが低かろうがほとんど関係がなくなってくる。騙される人は騙されるし、また犯罪を犯す人は知性とは無関係にする。とはいえ、若干ではあるがIQが高い方がそれらのリスクが下がることも事実ではあるので、IQが低いよりはまだ高い方だマシかもしれない。

 職場での問題行動の多さ、転職率の高さ、先延ばし癖などは天才だろうが凡人だろうが関係がないと断言してもよさそうだ。


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Q1 IQと幸福の相関関係は大きいか、それとも小さいか。どちらか一方を選べ。


Q2 IQと有害社員の相関関係は大きいか、それとも小さいか。どちらか一方を選べ。


Q3 仕事を覚えるスピードが高いのはどちらか?一つ選べ。  

【 有害だが、高学歴の人材 / 誠実だが、IQは98 】


Q4 あなたが面接官だとして、採用をする場合どちらをとればよい?一つ選び、理由も説明せよ。

【 有害だが、高学歴の人材 / 誠実だが、IQは98 】

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